◆日本・ASEAN関係基本資料データベース
東アジア共同体をめぐる議論が姦しくなっています。それがどのよう形で実現しようと、あるいは構想が流産に終わろうと、日本とASEANとの関係が重要であることに変わりありません。
そこで、日ASEAN関係を理解する上で必要な基本文書を、最近のものを中心に集めてみました。第一に、ASEANそのもの、第二に日本ASEAN関係、第三にASEAN+3全体、そして第四に拡大ASEANに分類してみました。最後のカテゴリーには、日ASEAN以外のASEAN+3つまりASEAN+1(中韓)や、日中韓以外の域外対話国との関係に関するものが入っています。
このデータベースを利用して、ASEANやASEANを中核とする地域協力制度の理解を深めて下さい。もっとも、ここには最近のものか基本的なものしか掲載していません。本格的な研究には不十分です。古いものについては山影進編『ASEAN資料集成 1967−1996』(日本国際問題研究所、1999)などを、新しいものの詳細についてはASEAN事務局のホームページなどを参照して下さい。
なお、ここに掲載している資料は、いろいろなソースから集めてきたものです。誤字脱字などには気をつけていますが、完全に正確であることは保証できません。研究論文などで文書を参照したり引用したりする場合は、原典にあたってください。
この小さなデータベースがASEANや日ASEAN関係についての理解を深めることに役立てば幸いです。